(作品紹介)
ソウルフルな歌声、一糸乱れぬチームプレイ、アクロバティックなパフォーマンス、そしてシャーリー・シーザー、オージェイズを始めとする実力派アーティストの曲が満載のエンターテインメント作品。発売元:パラマウント・ホームエンタテインメント・ジャパン・2003年・カラー123分
(ストーリー)
ニューヨークの広告代理店に勤めるダリン・ヒル(キューバ・グッディングJr.)は、口の巧さが災いして会社をクビになる。そんな時、ジョージア州に住む大叔母が亡くなり、帰郷したダリンを待っていたのは莫大な遺産。 だが、相続するためには地元の教会の聖歌隊をゴスペル大会で優勝させることが条件だった。
周囲を見ても優勝できそうなメンバーはいない。あきらめかけた時、魅惑の歌声をもつリリー(ビヨンセ・ノウルズ)が、ダリンの説得と聖歌隊の努力、町民の後押しもあって参加し、聖歌隊が形になる。
紆余曲折を経て、優勝に向けて突き進むダリンは、遺産よりも大切な何かを手に入れようとしていた…
(理容店の風景)
ダリンが聖歌隊のオーディション募集チラシ配布のために訪れたのが町の理容店。店頭には壁掛け式のサインポールが廻り、エンジと白の市松模様の床に、前洗髪設備を持つホーロー椅子が2台置かれた店内では、 客待ちで店員と客がチェスを楽しんでいる。
理容師がリリーの息子のためにハサミやクリッパーでリズムを刻みながら絶妙なコーラスを奏でる姿は、バーバーショップ・カルテット(劇中ではトリオだが)を彷彿とさせる。