嫌われ松子の一生

 (作品紹介)
  女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れるもの……。 昭和22年、福岡県で生まれた川尻松子(中谷美紀)も、そのひとり。7歳、幸せを夢見る少女時代を過ごすが、それからの松子に待ち受けていた現実は…。発売元:アミューズソフトエンタテインメイト株式会社・2006年・カラー130分

(ストーリー)
  23歳、担任を務める中学校で窃盗事件に巻き込まれ、教師をクビに。小説家志望の八女川(宮藤官九郎)と同棲、理不尽な暴力に耐えるが、男は踏切自殺。24歳、八女川の友人・岡野(劇団ひとり)と不倫の関係となるが妻にバレ破局。25歳、中洲のソープ嬢になる。26歳、ヒモ・小野寺(武田真治)に裏切られ殺害し、自殺をはかるが死に切れず、逃れて東京・三鷹に上京。3年前に妻を亡くした理容店主・島津(荒川良々)と同棲中に…。

(理容店の風景)
  松子は、理容店しまずで幸せをつかみかけたが、逮捕される。ミスタージャイアンツ・長嶋が現役を引退した翌日である。
  暗いストーリーであるが、ミュージカル風に曲が流れ、CG画面が物語をコミカルに仕上ている。
  松子の一生は不幸であったのか、どうか。最後の最後、出演者のクレジットが流れ出しても席を立たずに観ていて欲しい。

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