(作品紹介)
「アラビアン・ナイト」で語られる「シンドバッドの冒険」をベースにした痛快な海洋冒険ファンタジー。
アドベンチャー要素にシンドバッドと姫君の物語も加味され、ユーモアあふれるロマンティック・コメディとしても楽しめる。セット映画のほのぼのとした活劇に懐かしさも感じられる。株式会社GPミュージアムソフト・1946年・カラー117分
(ストーリー)
とある港町に住む若者シンドバッド(ダグラス・フェアバンクスJr.)は、謎の財宝を求め、帆船で7つの海を駆け巡る日々を送っていた。そんな中、シューリン姫(モーリン・オハラ)を悪辣な大臣(アンソニー・クイン)の手から救うために奔走するのだが…。
(理容店の風景)
シンドバッドの船に乗船している理髪師は、シンドバッドの調髪係りとなっているが、様々な仕事にたずさわる。
その理髪師が、ある日シンドバッドのひげをあたるシーンがある。理髪師は左手に砥石をかかえ、右手に剣太刀に似た大型のカミソリを持ち、砥石で研ぎながらヒゲを剃る。水で湿らせ、口ヒゲ、顎ヒゲ、ネックと大刃を動かす様は時代を感じさせる。
シンドバッドはターバンをまいており残念ながらヘアスタイルは見られなかった。