世界理美容技術選手権大会。OMC(世界理美容機構)に加盟している各国が、理容・美容の各部門ごとに選手をエントリーさせ、技術世界一を競うヘアスタイリングのオリンピックとも言える大会です。
この世界に参加できるのは、OMCに加盟している60カ国の理美容の技術者です。競技は個人別に順位を競うものもありますが、世界大会の場合、理容美容ともチームとしてその順位を競う団体戦で優勝することに最大の価値が置かれています。
日本の理容代表チームは、1992年に日本で開催された大会において、団体戦、個人戦ともに優勝したのを契機とし、1996年のワシントン大会以降、2006年のモスクワ大会まで、6大会連続でメダルを獲得する大躍進を続け、2008年のシカゴ大会ではついに、テクニカルカテゴリーのシニア部門・ジュニア部門がともに、団体戦で金メダルを獲得するという快挙を達成し、世界から大きな注目を集めています。