外国人旅行者の理容クールビズアイデア

 外国人旅行者に理容店を活用してもらい、夏を涼しく快適に過ごしていただくための「外国人旅行者の理容クールビズアイデア」を募集し、132の提案の中から下記の方が入賞されました(敬称略)。

入 選

松谷忠和(山形県)

「涼感誘う店内づくり」
訪日外国人旅行者から、猛暑に利用した理容店についてワンダフル(wonderful:すばらしい)とクール(cool:涼しい)と言わせたい。経費をかけず簡単にできる、涼感を誘うアイデアです。
◎店内に朝顔、ゴーヤなど夏の花や野菜をプランターで育てる。
◎店内に金魚を展示する。金魚鉢に水草を入れ、金魚を育てる。
◎店内に風鈴飾り、音色を楽しむ。エアコンと扇風機で風を送る。
◎店内で涼感を連想させる、BGMを流す。音楽の他、自然の風・川の水音など。高く澄んだ音色は、涼を感じる。
◎店内をブルーやグリーンの寒色系にする。店内の壁、椅子カバー、理容師の服装、展示物など。
◎香を焚く。

 

佐伯侑美(東京都)

日本の厳しい夏を涼しく、楽しく、という点と、外国人向けという二点から「畳マット」を考えました。カットやカラーの最中、足元に小さな畳のマットを置き、お客様には素足でそこに足を乗せてもらいます。足の裏からひんやりと、そして日本特有の素材感、匂いを感じてもらうことが目的です。
記事で理容店にはストレートレザーによるシェービングなど伝統的な技術が残されていると読みました。それなら日本の伝統である畳とコラボしてはどうだろう? と考えました。
床に置くのも良し、新幹線の様に斜めに設置するのも良いかと思います。
またイスの上に座布団代わりに置いても良いですし、長めに作れば背もたれの部分から掛けて背中からも夏を感じられると思います。薄手に作ればぐるぐると巻いて収納も楽ちんです!

 

山本哲夫(和歌山県)

◎店内に「氷柱」「金魚鉢」
◎ウチワ・センス・風鈴が置かれてる、壁には、ヒマワリ、スイカの絵がある。
「ウチワ」の絵柄…アニメ柄、名所(富士山、浅草寺、スカイツリー)のイラスト柄、西郷さんなど有名なイラスト柄
◎調髪が終了したら、浴衣が日本情緒をさらに感じる設定とする
◎日本の夏のソングが流れる。「茶滴」「ふじの山」「われは海の子」など、以上をカッテングすれば良いと思う。

 

幾原正智(徳島県)

来店した外人が理髪して、帰るときに、その外人の日本漢字で名前を示してあげる。


アラン・ドロン    → 亜蘭努崘
シャネル       → 写音流
マイケル・ジャクソン → 舞蹴麝駆遜
マリリン・モンロー  → 茉莉凛紋楼
カトリーヌ・ドヌーヴ → 夏鳥依濡孥濡初
ナタリー・ポートマン → 娜夛梨歩都瞞

来店した時に、名前を聞いておいて理髪しているのと別のスタッフが漢字を調べて、その客のイメージからくる最も美しい意味のある漢字を当てはめて名前をつけてあげて、帰る時に、その名をしるした香水つきの紙をプレゼントしてあげる。
かなり喜ばれると思います。名付けは無料なので。

 

野口英樹(福岡県)

「千羽鶴の折り方を教える」
外国人に千羽鶴の折り方を教える。たぶん外国人にはめずらしくて、楽しんでもらえると思う。思い出になると思う。世界平和にもつながると思う。

 

浦川政裕(長崎県)

「Uchiawa Japan うち WOW(ワオ)!? プロジェクト」
日本の昔からあるうちわというアイテムで理容店に入ってきた訪日外国人を涼しくおもてなしをし、WOWとビックリしてもらうプロジェクト。
入店してもらい店員が全力で仰いであげることにより涼しくビックリしてもらいたい。沢山で来店された場合は、お互いに仰ぎあって、楽しく、涼しくなってもらう。そこで撮影しあってもらい、インスタなどのSNSにアップしてもらうチャンスに繋げたい。理容店側も宣伝広告塔になり率先し、アップする。
うちわという日本独自のアイテムに日本独自のデザインを加え、販売に繋げたい。
理容店でしか買えないプレミアム感で理容店に足を運んでもらえるような仕組みも作りたい。
手動でできる涼しさなので、環境にも優しい。理容室から発信し、他業界、世界にも繋がっていくと素晴らしいものになると思う。
理容業界全体で取り組むことで、たくさんの人の目に留まるようにしたい。


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