目的は衛生意識の向上と消費者の信頼獲得
全国理容連合会では、組合加盟店が常時、理容師法に定められた衛生消毒を完全に履行して営業を行い、お客さまに安心して利用いただけることを一般社会に広くアピールするとともに、組合員の衛生消毒に対する意識を一層高めるため、昭和63年度から毎年、同運動を実施しています。 昭和62年に、当時、社会問題化していたエイズ、B型肝炎などの新種のウイルス感染症に対し、全国理容連合会では厚生省(当時)の指導を受け、急きょ「適応する衛生消毒の処置」を組合員に示すとともに、それらの消毒法の実施を徹底するため、各組合主催で支部単位の「エイズ対策特別講習会」を全国一斉に実施しました。 この素早い対応はマスコミをはじめ社会からも高く評価されましたが、この成果をさらに持続させ、社会の信頼をより一層高めるため、「全国理容連合会衛生順守運動」として毎年実施しています。 今年度においても、各都道府県組合・支部では保健所の指導のもとに衛生消毒講習会を開催し、組合員に衛生消毒の意義を図ることとしています。同運動の実施内容は次のとおりです。
1.衛生消毒セミナーの開催
各都道府県理容組合では、支部ごとに保健所の指導を得て、組合員およびその従業員を対象とした「衛生消毒セミナー」を開催し、同セミナー受講者には「修了証」と「ステッカー」を交付しています。
修了証見本 |
ステッカー |