理容日本、世界一に輝く!! |
世界最高の技術を競う理容美容の祭典・ヘアワールド2016(第36回世界理容美容技術選手権大会)が、3月26~28日の3日間(競技は27、28日に開催)、韓国・高陽市の大型会議・展示施設「KINTEX」で開催され、理容日本代表シニアチームがテクニカル・ファッションの両カテゴリーで団体総合優勝を果たしました。
団体戦での優勝は1992年(東京)、2008年(シカゴ)、2014年(フランクフルト)に次いで4度目、ファッションカテゴリーは大会連覇を果たしました。
個人でもテクニカルカテゴリーのクラシックカットで片桐寿彦選手(愛知県)が銀メダル、ファッションカテゴリーにおいてはファッショントレンドとプログレッシブカットの両競技で日本選手が表彰台独占の大活躍を見せました。
また、ジュニアチームも団体テクニカルカテゴリーで3位、ファッションカテゴリーでは2位となり、両カテゴリーとも表彰台を飾りました。
今回、初の参加となった学生部門(理容)には、中央理美容専門学校(東京都新宿区)と伊勢理容美容専門学校(三重県伊勢市)から10名の選手が参加し、立石翔大選手が銀メダル、下出ひかる選手が4位、片山雅晴選手が5位(共に伊勢理容美容専門学校)に入賞しました。
50歳以上の熟練技術者を対象として初めて開催されたマスタースタイリストアワード(理容)には、第66回全国理容競技大会「ゴールデンシザーズアワード」出場者から選抜された10名が参加。大森利夫理事長(愛媛県)が満点優勝を飾り初代チャンピオンとなり、田中秀一選手(東京都)が銅メダル、鳴海勝選手(大分県)が4位、佐藤功常務理事(香川県)が5位に入賞しました。
これまでの大会の実績から理容日本チームの表現力や技術の高さは世界中から一目置かれる存在となっていましたが、今大会シニアチームは両カテゴリーで団体優勝、ジュニアチームも団体戦で表彰台に登ったのに加え、学生選手の健闘とマスタースタイリストアワードでの大活躍により、理容日本は若年技術者から熟練技術者まで、世界に誇れる技術の高さを年代に関わらず証明する結果となりました。
大会の出場国数・出場選手数(理容美容含む延べ数)は40の国と地域から約1,100名でした。
大会2連覇となるファッションカテゴリー団体優勝を果たした理容日本代表チーム 上段左から小林雄太・白川丈晴トレーナー・根岸志匡・大森利夫理事長・片桐寿彦・栗野大輔 下段左から飛田恭志トレーナー・フォデラOMC会長・田中トシオOMC競技委員・佐藤秀樹 チーフトレーナー |
ファッションカテゴリーに続きテクニカルカテゴリーでも団体優勝を果たした 上段左から小杉健太・大森利夫理事長・石川信次・栗野大輔・片桐寿彦 下段左から飛田恭志トレーナー・フォデラOMC会長・佐藤秀樹チーフトレーナー・白川丈晴 チーフトレーナー |
ジュニアチーム選手も団体戦でテクニカルカテゴリー3位、ファッションカテゴリー2位と大 活躍をみせた。 左から渡邉剛嘉・高橋柊人・岡本伸介・飛田恭志トレーナー・佐藤秀樹チーフトレーナー・ 坂井竜馬 |
テクニカルカテゴリー 第2競技:クラシックカット 2位 片桐寿彦 5位 栗野大輔 |
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ファッションカテゴリー 第1競技:ファッショントレンド 1位 根岸志匡 2位 小林雄太 3位 栗野大輔 5位 片桐寿彦 |
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ファッションカテゴリー 第2競技:プログレッシブカット 1位 片桐寿彦 2位 根岸志匡 3位 小林雄太 |
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理容・学生部門 トレンドカット 2位 立石翔大 4位 下出ひかる 5位 片山雅晴 |
後方左から、長島進太朗、大和翔、大瀬良瞬也、坂口海咲、片山雅晴 前方左から、清水里莉、川越巧実、駒崎結、立石翔大、下出ひかる |
理容・ジュニア部門 | |
渡邉剛嘉 | 岡本伸介 |
高橋柊人 |
坂井竜馬 |
中谷圭吾 | 吉田健吾 |
左から髙野勝年、園部敏弘、山口利光、小玉博文、大森利夫、田中秀一、長野太賀男、鳴海勝、中山明、佐藤功 | |
理容・シニア選手 | |
栗野大輔 | 根岸志匡 |
片桐寿彦 | 石川信次 |
小林雄太 | 小杉健太 |
佐藤克則 | 西岡貴志 |
競技会場となった韓国・高揚市の大型展示施設キンテックス(KINTEX) |
理容日本代表の成績(入賞者のみ)
【理容・学生部門】(学生・23歳未満)
■トレンドカット(マネキンヘッド) ※2団体・19名出場
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
台湾 | 立石翔大 | 台湾 | 下出ひかる | 片山雅晴 |
【理容ジュニア部門】(23歳未満)
■テクニカルカテゴリー(マネキンヘッド) ※6団体・27名出場
団体総合
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
イタリア | ポーランド | 日本 | プエルトリコ | 台湾 |
第1競技:クリエイティブ
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
イタリア | イタリア | 台湾 | イタリア | 台湾 |
第2競技:クラシックカット
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
台湾 | ポーランド | 渡邉剛嘉 | イタリア | ポーランド |
■ファッションカテゴリー(マネキンヘッド) ※6団体・24名出場
団体総合
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
イタリア | 日本 | プエルトリコ | デンマーク | 台湾 |
第1競技:ファッショントレンド
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
イタリア | イタリア | イタリア | イタリア | 高橋柊人 |
第2競技:プログレシブカット
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
イタリア | イタリア | イタリア | イタリア | 高橋柊人 |
【理容・マスタースタイリストアワード】(50歳以上)
■プログレッシブカット(マネキンヘッド)
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
大森利夫 | プエルトリコ | 田中秀一 | 鳴海勝 | 佐藤功 |
【理容・シニア部門】
■テクニカルカテゴリー(マネキンヘッド) ※15団体・51名出場
団体総合
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
日本 | フランス | モンゴル | ポーランド | アルゼンチン |
第1競技:クリエイティブ
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
モンゴル | アルゼンチン | フランス | モンゴル | イタリア |
第2競技:クラシックカット
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
ポーランド | 片桐寿彦 | フランス | 中国 | 栗野大輔 |
■ファッションカテゴリー(マネキンヘッド) ※10団体・38名出場
団体総合
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
日本 | 香港 | イタリア | フランス | アルゼンチン |
第1競技:ファッショントレンド
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
根岸志匡 | 小林雄太 | 栗野大輔 | イタリア | 片桐寿彦 |
第2競技:プログレシブカット
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
片桐寿彦 | 根岸志匡 | 小林雄太 | 香港 | 台湾 |