2024クールビズヘア入賞

夏を涼しく快適に過ごす2024年版クールビズヘアをご提案します。

ドライヤーの時間を短くして、手櫛で決まる(持続)「SDGsヘアスタイル」をテーマに近年の猛暑を乗り切る涼しげなヘアスタイルを、国内外問わず広く募集し、130作品の応募の中から下記の方が入賞されました。同時に募集しました「10年後の理美容業界に求める未来像の意見・提言」では最優秀に兵庫県の原田良太さんが、優秀賞には長崎県の浦川政裕さんが入賞しました。
併せて、地球温暖化対策の一環として、理美容用品を扱う企業さまに脱プラスチック製品等の調査を行いました。(すべて敬称略)

暑い季節に向かって、涼しげでオシャレなクールビズヘアで、涼しい夏を家族みんなで体験してみてはいかがでしょうか。

クールビズヘア部門

最優秀賞 優秀賞

勝木琢海(新潟県)

Viktoriia Vradii
(ウクライナ)

入選

野田典宏(埼玉県)

Dennis Pagliawan
(フィリピン)

松林亮太
(国際文化理容美容専門学校生)

「10年後の理美容業界に求める未来像の意見・提言」

最優秀賞 原田良太(兵庫県)

私が考える10年後の理容美容業界に求める未来像は、理容の強みと美容の強みを最大限に生かせる組織へと変革していくことであると考えています。

(理容の強み)

・メンズカット全般・お顔そりとフエィシャルエステ(男性・女性)

(美容の強み)

・レディースカット全般・メイクアップ・まつ毛エクステ

両者の強みはたくさんあると思いますが、その中でも私の考える強みは、上記のようになると考えています。

上記のメニューがひとつのサロンで全て施術ができるようになることは、お客様にとっても、理容美容業界で働く人々にとっても、サロンを経営する側にとってもとても良いことではないでしょうか。

いろいろな法律の壁があり、すぐには実現が難しいことは承知しております。(私は理容師免許と美容師免許のダブルライセンスを取得しています。理容師免許と美容師免許のダブルライセンス取得のハードルが下がったことに感謝申し上げます。)両者の強みを生かし業界の垣根を越えて協力して進めていくことが重要であると思います。そのためには、技術力を高めていく必要があります。理容の強みであるメンズカット等の技術を美容業界の方に講習をする。美容の強みであるレディースカット等の技術を理容業界の方に講習をする。そのような取り組みによって、更なる技術力の向上を図ることができるのではないでしょうか。理容師と美容師は技術職であり職人です。技術力の向上に終わりはないと思います。常に腕を磨き続けることが自分自身の成長に繋がり、お客様に最高の技術を提供することができ、さらには業界の発展にも繋がると考えています。

今一度考えていただきたいことがあります。それは、【お客様の満足度と理容美容業界で働く人々の満足度を最大化する】ということに真正面から向き合うことができていますでしょうか。10年後の理容美容業界が輝かしい業界であり続けるためには、組合や理容美容業界、組合員、理容師、美容師がしっかりと向き合っていくことが必要であると考えています。そして、理容業界がその先頭に立ってリードしていくことを期待しております。

 

優秀賞 浦川政裕(長崎県)

1.高齢者社会・障がい者・国際化へ向けた対策社会に目を向けてみよう!

高齢者、障がい者対策、スロープや手摺の設置、座りやすい椅子などを導入することにより来店を促します。当店では、体の不自由な人も利用しやすい洗面台も喜ばれております。お客様が来店しやすいように車椅子などを準備。来店がなるべく困難にならないように工夫します。地域の施設などに声をかけ、既存のお客様にもお店で行っているサービスを伝えることでお客様の拡大へ繋がります。更にSNSなどを活用しエリア周知を目指します。

来店が困難事例も多くなってきています。その場合は出張理容を行います。病院、施設への出張の際の料金設定が問題で、苦しい仕事をされているケースが多く見られます。ここは、変革し、残していける仕事に変わる必要があります。相談し働きやすくできればと思います。

外国人へ向けた対策として翻訳機を導入。コミュニケーション向上へ大きく貢献してくれています。

2.働き方改革へ向けての取り組み 予約制を導入してみよう! SNSで発信してみよう。

予約制の導入、SNSなどを活用し、休みの告知、平日のゆとりのある時間へお客様の誘導を促進。休みが取りやすくできるように工夫します。週休二日に向けての取り組みを行っていきます。空き時間の有効活用などもでき時間の有効活用に繋がります。営業時間の短縮も可能になります。

予約制でない時は、お昼ご飯を取らず、仕事をするケースが多々ありましたが、予約制にしたことで解消していきました。

長く仕事を続けていく為に、働き方を変え、健康にも気を付け、ゆとりのある働き方へ移行していきたいです。週休二日になれば自由な時間も増え、仕事以外の生きがいも生まれ仕事への活力へなっていくことと思います。

3.次世代へ向けた理容・美容業の取り組み 次世代へ継承しよう!

理美容業のやりがい、生きがいを伝えることで次世代への関心を高めていきます。実際に道具などにも触れてもらうことで子供達の好奇心を刺激。選択肢の一つとして理容業の選択が増えればと思います。業界の働き方が良くなれば免許取得後の離職率が下がっていくのではと思います。

4.地域に根差した業界を目指して 自分たちの仕事の魅力とは?

私達の業種は、比較的過疎地域でも持続可能な職業で魅力的な部分をもっています。

どんな小さな町でも、理容室、美容室があるということが証明していると思います。

他業種と比べ、機械化が進んでおらず、人と人を繋ぐ仕事としての魅力も持ち合わせています。

自分の地域に目を向けて、自店でできる喜んでいただけることを考え、実行したいです。

そして、見守り、コーディネーターとしての潤滑油になっていけると思います。

脱プラスチック取り組み商社

脱プラスチックに取り組む理美容関係商社

・イリヤ化学株式会社(愛知県)

・ウエラジャパン(東京都)

・クラシエホームプロダクツ販売株式会社(日理㈱)(東京都)

・株式会社日本天然物研究所(日理㈱)(東京都)

・株式会社フィヨーレコスメティクス(滝川㈱)(東京都)

・株式会社ミルボン(東京都)

※括弧内の社名はサンプル品提供商社

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