全国理容連合会では業界の振興、活性化を目的に、理容業従事者の皆さまより、ご意見やご提言を振興論文として募集しています。平成19年度は14編の応募があり、審査会の結果、次の論文が受賞しました。
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最優秀賞 テーマ:理容新世紀「今、決断の時」 高瀬 博浩(京都府組合)
優秀賞 テーマ:組合員の繁栄に向けて~カギは広報活動にあり~ 高橋 正興(北海道組合)
〃 テーマ:サービス業としての理容業 原 晋一(静岡県組合)
審査総評
医療・福祉ジャーナリスト 尾﨑 雄
全国理容連合会設立50周年という記念すべき年にしては応募論文14点という数はいささか物足りない。さいわい、節目の年にふさわしいメッセージ性の強い作品が最終選考に残った。とりわけ45歳の高瀬氏と46歳の原氏の論文は、新鮮な視点と広い視野を備え、かつ、業界再出発への思いと決意に溢れおり、甲乙をつけ難いできであった。文章の格調とそれにふさわしい文化論的な切り口が斬新だったため、結果的に高瀬氏に最優秀の栄誉がもたらされたのだが、このようにハイレベルの論文を書ける理容師が全理連に二人も存在するということは頼もしい。組合員や従業員は入選作をしっかり読み、込められたメッセージをきちんと受け止めてほしいものである。
◎審査委員
委員長 尾 﨑 雄 (生活福祉ジャーナリスト)
委 員 小宮山 健 彦 ((財)全国生活衛生営業指導センター専務理事)
同 松 井 義 三 (全国理容連合会副理事長)
同 橋 本 幸 一 ( 〃 )
同 山 崎 哲 茂 ( 〃 )
同 松 岡 武 義 (全国理容連合会組織委員長)
同 前 田 実 (全国青年部会議議長)
オブザーバー 今 別 府 修 (厚生労働省健康局生活衛生課課長補佐)