平成21年度

 全国理容連合会では業界の振興、活性化を目的に、理容業従事者の皆さまより、ご意見やご提言を振興論文として募集しています。平成21年度は17点の応募があり、審査会の結果、次の論文が受賞しました。
※最優秀・優秀賞はテーマをクリックすると内容が見られます。

テーマ 氏名(敬称略) 組合
最優秀 高齢化社会に向けた理容業における営業活動について 糸田泰典 和歌山県
優 秀 理容店生き残りを目指して~大型激安店を反面教師に~ 高橋正興 北海道
今、女性理容師としてできること小さな店の大きなきっかけ
「女性のお顔そり」
高宮聡子 山形県

後継者不足を夢につなぐ

田中トシオ 東京都
奨励賞

「出張理容」の未来-我らのチャレンジ

奥田詔紀 東京都

 

2009年理容業界振興論文総評
審査委員長
尾﨑 雄(生活福祉ジャーナリスト)

 今回の応募論文数は17点。前年度の11点に比べて1.5倍に増えた。また、粒も揃ってきた。最終選考に残ったテーマは、高齢社会における理容業のマーケティングのありかた、有効な低料金店対策、後継者問題そして女性理容師の存在意義などシャープな切り口。全理連の組織強化につながる貴重な提案もあった。自立意識と業界振興への願いを広く業界全体で共有しようとする思いがいちだんと盛り上がっていることの表れだ。これまでは、問題意識や危機感が先走りしがちで、言わんとすることが読者に伝わりにくい論文もあったのだが、今回の審査で、その壁を乗り越える力量を備えた理容師・店主が各地に増えているのではなかろうか。それだけ「理容の危機」が差し迫っていることの反映だが、危機に正面から取り組む人材が育ってきたことに頼もしさを感じる。

【審査委員】

委員長 尾﨑  雄 (生活福祉ジャーナリスト)
委 員 久保田 豊 (厚生労働省健康局生活衛生課課長補佐)
小宮山健彦 ((財)全国生活衛生営業指導センター専務理事)
鷲谷 一四 (全国理容連合会 副理事長)
中谷  進 (   〃      〃  )
橋本 幸一 (   〃      〃  )
山﨑  實 (   〃    組織委員長)
神田 秀人 (全国青年部会議議長)
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