全国理容連合会では業界の振興、活性化を目的に、理容業従事者の皆さまより、ご意見やご提言を振興論文として募集しています。平成24年度は21篇の応募があり、審査会の結果、次の論文が受賞しました。
※最優秀・優秀賞論文はテーマをクリックすると内容が見られます。
賞 | テーマ | 氏名(敬称略) | 組合 |
最優秀 | これからの「訪問福祉理容」 | 清水知江 | 京都府 |
優 秀 | 楽しい理容業「FUN BARBER’S PROFESSION」 | 福司浩樹 | 北海道 |
〃 | ホームページとメールの連携活用による連合会活性化への提案 -より楽しめてためになる理容組合を目指して- |
狐塚 均 | 埼玉県 |
奨 励 |
「今、やるべきこと」 |
嶋田和佳 | 静岡県 |
〃 | 「夢と希望のある、明るい未来へ」 | 久松靖弘 | 滋賀県 |
〃 | 明日の理容業をめざして | 米山集人 | 滋賀県 |
2012年理容業界振興論文総評
審査委員長
尾﨑 雄(生活福祉ジャーナリスト)
良い意味で、理容界の現状は、遂にここまで煮詰まってきたのか。
一昔前ならテーマや内容に危機感がみなぎってはいたものの、業界の明日を支えるにふさわしいヒントと説得力に満ちた戦略や具体策を提案する論文はあまり見当たらなかった。ところが、今回は注目に値する論文が出揃い、審査委員も「最優秀」の選考に悩むほど全体がレベルアップした。
最終選考に残った6点の執筆者は5人が40歳代。パワーと新鮮なセンスを備えた若い人材が真剣に「理容」の明日を考え、そのための方策に知恵を絞っている証拠で、明日への希望が持てる。
たとえば世界一の超高齢社会での理容業の生きる道に焦点を絞った『これからの「訪問福祉理容」』と親から子に店を継承する明るい事例を巧みな語り口で示した『楽しい理容業』。49歳の女性従業員がまとめた前者が最優秀の栄冠を得たが、後者の内容と文章は人を引き付ける魅力にあふれ、その表現力は応募論文の中で最も光っていた。
【審査委員】
委員長 | 尾﨑 雄 | (生活福祉ジャーナリスト) |
委 員 | 小宮山健彦 | ((財)全国生活衛生営業指導センター専務理事) |
〃 | 中谷 進 | (全国理容連合会 副理事長) |
〃 | 池上 良一 | ( 〃 〃 ) |
〃 | 中野 竹治 | ( 〃 〃 ) |
〃 | 西本 正男 | ( 〃 組織委員長) |
オブザーバー | 山内 満正 | (厚生労働省健康局生活衛生課課長補佐) |